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いよいよ産卵開始です。生まれる~うううっ・・・ [飼育日記]

カブトムシの採卵方法.JPG
こんにちは。地域によっては、35度越えの日が出て来ています。
カブトムシも35度は危険温度ですので、直射日光を避(さ)けて、風通しの良い日陰(ひかげ)に飼育容器を置いてあげて下さい。
どうしても高温になりやすい場所のばあいは、マットを乾燥気味(かんそうぎみ)にしてあげて下さい。(カラカラに乾燥させる意味ではないですよ適度な湿(しめ)り気(け)を持たせる事です。)
どんな具合が適度か?マットを手でギュッと握って固まるか固まらないかで崩(くず)れるぐらいが良いでしょう。通常はギュっと握ったら固まる程度が良いです。カブトムシは、けっこう乾燥に強いです。こんなところを参考にして下さい。

さて、今回は採卵(さいらん)の話です。
なにもしなくても、産卵してマット中に幼虫が生まれますが、産卵を開始したメスはたんぱく質が不足するので、生んだばかりの卵や孵化(ふか)した幼虫を食べてしまうんです。とっても残酷(ざんこく)な話ですが事実なのです。

よって、約2週間に1度、カブトムシを容器から出して、マット中の卵や孵化した1令(れい)幼虫を採取(さいしゅ)して下さい。こうすることにより、幼虫数は劇的(げきてき)に増えます。メス3匹で幼虫100匹は取れます。これは、とても多い数です。産ませすぎに注意しましょう。幼虫1匹の蛹までに食べる量は3リットルと言われています。幼虫100匹=300リットルのマットが必要になる計算です。

採取した卵や1令幼虫は、ジャムやコーヒーの空きビンに、飼育容器内のマットを入れて涼しく暗い場所に保管しましょう。採取後2~3週間で孵化します。幼虫の大きさがパチンコ玉くらいのになったら、大きな容器にたっぷり発酵マットを入れて移し替えましょう。冷暗所(れいあんしょ)なら空きビンのふたには、穴を開けなくても大丈夫(だいじょうぶ)です。ビン内が結露(けつろ)する様なら、ふたを取って、布でふたをし輪ゴムで止めて下さい。

今回の更新は以上です。ゲリラ豪雨や急激な気温の変化、地球が壊(こわ)れて来ているように感じます。
そんな中、小さい生命が必死になって飼育容器の中で誕生しています。無事に孵化できるように貴方の手をちょっとだけ貸してあげて下さいね。では、次回更新まで・・・・・




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