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今年最後のマット交換 [飼育日記]

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ご無沙汰(ぶさた)しております。
1か月に1回は幼虫を観察(かんさつ)しましょう。
長いことカブトムシ飼育を続けていると、今までの経験で「まだ、大丈夫だろう」と言う悪い習慣(しゅうかん)がついてしまいます。
本日も、「まだ大丈夫(だいじょうぶ)だと思っていた」が・・・・「まだ大丈夫では無かった」事をお話します。
毎年、季節による気温の変化が崩(くず)れてきている様に感じます。四季(しき)の変化がボヤケており、なんとなく秋になり気が付いたら冬だった・・・ってな感じです。しかし、カブトムシの幼虫たちは、この変化を確実に感じ取っており、冬眠(とうみん)に向けての体力作りに必死なのがこの時期なのです。
よって、先日飼育容器である60センチ水槽を覗(のぞ)いたら、幼虫の糞(ふんが表面いっぱいになっており、掘ってみるとマットの深さの半分ぐらいまで糞でした。
あわてて、この3連休にマット交換しました。
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上の画像は掘りだしてマット交換後、マットの表面に戻した幼虫です。次第(しだい)にマットに潜って行きますが、この時に潜れない幼虫がいたら要注意(ようちゅうい)です。その幼虫は潜るだけの元気が無いからです。出来れば別に用意したガラスのジャム瓶(びん)などに移して個別飼いしてあげれば最高です。人間で言えば入院ですね。そのまま飼育して羽化まで持って行ければラッキーです。
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上の画像くらい丸々と太っていたら嬉(うれ)しいですね。早速(さっそく)皆(みな)さんの幼虫もマット交換してあげて下さい。
以下にマット交換時の注意点とワンポイントアドバイスを書いておきます。
① マットはフルイにかけて、糞とマットを分けましょう。フルイにかけて残ったマットは必ず再利用(さいりよう)して下さい。古いマットには繊維分解酵素(せんいぶんかいこうそ)や幼虫に大切な微生物(びせいぶつ)がたくさん入っています。

②フルイにかけたマットと新しいマットを良く混(ま)ぜましょう。
③家庭で出てくる「野菜クズ」をマットに埋(う)めましょう。白菜(はくさい)・キャベツ・ニンジン・ごぼう・なす・じゃがいも・ダイコン・バナナの皮(幼虫の大好物)・りんごの皮・葉物類(はものるい)の根(ね)・・・などなどです。野菜クズを入れると意外と水分が出ますのでマットはマットがべちゃべちゃになってきたら乾燥気味(かんそうぎみ)のマットを作って混ぜて下さい。外で飼育している場合は、マット水分が多すぎると凍結(とうけつ)しますので幼虫には危機(きき)です。

④屋内飼育の場合は12月中旬から下旬まで、猛烈(もうれつ)にマットを食べます。場合によってはもう一回マット交換または、追加してあげると大きなカブトムシが期待(きたい)できます。 

以上がポイントですが、これが最高って言うのは特に有りませんが、一番のお勧めは野菜クズなどの活用です。スーパーなどの人とお友達になってキャベツの外側の葉(キャベツ売り場の段ボール箱に捨ててある)をもらって活用できれば最高の「エコ」ですね。[手(チョキ)]



★右のマットを昨年より使用しています。時期によって堆肥の匂いが強いときもありますが、この匂いこそ、カブトムシの故郷の匂いです。超お勧め。送料込みで、とっても安いです。★


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