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カブトムシの羽化が再開しました。 [飼育日記]

2013.6.19羽化.JPG

こんにちは。 
前回、報告した「 羽化がストップしました 」の続報(ぞくほう)です。
やはり昨夜、羽化が再開しました。昨年までは羽化が始まるとほとんど毎日数匹ずつマット上に出て来ていたのですが、今年は異例(いれい)の2週間も羽化がストップしました。やはり、温度管理がいいかげんだったからなのでしょうか?
上の画像は2週間ぶりに羽化したオスのカブトムシです。きれいな赤系ですね~。形のバランスも申し分無いです[手(チョキ)]
皆さんも、きっと羽化してこないので心配がピークに達(たっ)しているのでしょうが、じっと我慢(がまん)ですよ。

[ひらめき]ここで、ちょっと注意事項(ちゅういじこう)があります。
待ちきれなくて掘ってしまったり、背中とお腹が硬化(こうか)しきれていない成虫(さわるとふにゃふにゃしていて、羽の色も白っぽい)の場合は、先に羽化してゼリーを食べ始めていた成虫と一緒にしないでください。場合によっては、受精(じゅせい)して産卵モードに入っているメスに絶好(ぜっこう)のタンパク質として食べられてしまう可能性があります。メスの体内では卵をつくるために大量のタンパク質が必要になるのためです。[たらーっ(汗)]
そして、羽化したての成虫は歩くのがとっても下手なので、小枝やグリーンガーランド等を入れて羽化を待って下さい。
・・・と言う事で、我家のカブトムシは羽化再開です。台風4号が接近しています。曇ったどんよりした空、じめじめとした空気、いきなりの夕立・・・そんな夜は羽化の可能性が大きいです。ここ数日飼育容器に注意しましょう。
本日はここまで。では次回更新まで・・・。[眠い(睡眠)]



タグ:羽化
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カブトムシの羽化がストップしました。 [飼育日記]

羽化したてのカブトムシ (4).JPG

こんにちは。みなさんのカブトムシは羽化しましたか?
上の画像は、先に羽化した成虫たちの食事風景です。黒糖入りのフジコン製ゼリーを今年は500個まとめて大量購入しました。たいへん美味しそうに食べています。(食べ過ぎです・・・お金が飛んでゆく~)[たらーっ(汗)]
ところが・・・最初の羽化から3日ほど毎夜、1~2匹ずつ羽化したのですが、その後羽化が止まってしまっています。日中の温度が22度くらいの日が続いていましたので、低温のためなのでしょうか?または、空梅雨(からつゆ)ぎみで、湿度が低すぎるからなのでしょうか?こんなことは、飼育開始以来(しいくかいしいらい)はじめての事です。
もしや、マットの中で★になってしまっているのでしょうか?心配です。しばらく様子(ようす)を見てみます。いくら心配でもマットは掘りません。蛹室(ようしつ)を壊(こわ)す可能性があるからです。
羽化したてのカブトムシ (5).JPG

この画像はメスが止まり木に登って飛び立とうとしているものです。このように、羽化してマットの上、自然界(しぜんかい)では腐葉土(ふようど)の上にに出てくるのですが、最初にする行動が、このメスが行おうとしている「飛行(ひこう)」なのです。必ずしも、羽化した場所に樹液(じゅえき)がわいているわけではありません。そうなのです、餌(えさ)の食べられる森に行こうとしているのです。地上に出てきてしばらくの間は体の中にある栄養分(えいようぶん)で生きていられるので、栄養分がある間(あいだ)に、樹液の出ている木のある森や林を探さなければならないのです。ですから、羽化した成虫はオスもメスも夜中にブンブン飛びまわります。数日すると、落ち着いて飛ばなくなります。これは、飼育容器の中でも、飛び回って良い場所が見つかったと勘違(かんちが)いするようなのです。(こんなところがカワイイですね)
本日はここまでです。まだ、成虫が羽化してこない方は、マットを掘らずにじっとガマンですよ。表面のマットが乾燥してきたら、霧吹(きりふ)きで、ちょっと加湿(かしつ)してあげて下さい。・・・あと、飼育容器には、振動をなるべく与えないように注意しましょう。理由は、・・・過去ログを読んでくださいね。では・・・


タグ:カブトムシ
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やった~カブトムシが羽化しました~ [飼育日記]

2013.05.28 羽化したカブトムシ (1).JPG

本日未明に今年初のカブトムシが羽化しました。とっても早い羽化です。室内飼育だったので、温度が高くなり過ぎたためです。
2013.05.28 羽化したカブトムシ (4).JPG

前回の記事(きじ)で書きました掘(ほ)ってしまった蛹(さなぎ)も羽化(上の画像)しましたが元気が有りません。理由は、羽化直後(うかちょくご)にころんで仰向(あおむ)けになり、しばらくジタバタしていたのでしょう・・・発見(はっけん)した時には元気がありませんでした。たぶん近日中(きんじつちゅう)に★(ほし)になってしまうでしょう。羽化した頃は、以前の記事に書きましたように、歩き方が下手(へた)で転(ころ)びやすいのです。つかまるための人口のツタなどを早く入れておけばよかったのですが・・・
明日以降、続々と羽化が始まるでしょう。
皆さんも羽化に備(そな)えて転んだ時につかまる小枝(こえだ)や、人口(じんこう)ツタ等を早めに入れておきましょう。

本日の注意点です。
①羽化に備えて転んだ時につかまる物を入れておきましょう。
②羽化した成虫は、別の飼育容器に移して、羽化前の蛹を殺されないようにしましょう。(マット表面に穴が開いていたら、そ~っと掘って行きましょう。一度表面に出て来てからマットに再(ふたた)び戻った穴です。)
③すぐには食べませんが、昆虫ゼリー用意しておきましょう。この時期はまだ、ダイソーの店頭に昆虫ゼリーが出ていない店舗(てんぽ)が多いです。ペットショップに行くのが良いでしょう。当然、ネット購入(こうにゅう)もありです。

では、次回まで・・・


タグ:カブトムシ
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さなぎクンは順調に成長しています。 [飼育日記]

羽化近いカブトムシの蛹(オス) (1).jpg


こんにちは。
先日、掘出(ほりだ)してしまいました蛹(さなぎ)は順調(じゅんちょう)に成長(せいちょう)している様子(ようす)です。
よ~く見ると蛹の内側(うちがわ)に黒い体が出来ています。しだいに足と角(つの)が硬(かた)くなりしっかりした時点(じてん)で羽化(うか)となります。
羽化近いカブトムシの蛹(オス) (2).jpg

すこし撮影角度(さつえいかくど)を変えて撮(と)ってみたのですが、黒い体がほんのり見えますでしょうか?
時々(ときどき)、霧吹(きりふ)きで穴の周りに湿(しめ)り気(け)を与(あた)えて羽化を待ちたいと思います。
本当は、蛹室(ようしつ)の中で快適(かいてき)な室温と湿度のなかで成長するはずだったのですが、私がうっかり、蛹室を壊(こわ)してしまった為、このような観察対象(かんさつたいしょう)になってしまったのです。ごめんなさいね・・・
霧吹きでの加湿(かしつ)は大切ですので、私と同じように掘出してしまった方は必ず行ってください。
では、また変化が有りましたら報告いたします・・・



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今年は、いきなりサナギ [飼育日記]

[手(チョキ)]こんにちは。長らくお待たせ致しました。
[晴れ]春の陽気(ようき)が数日おきに訪れてきています。
幼虫たちも飼育容器(しいくようき)の中で活動?・・・していません。[たらーっ(汗)]
どうしちゃったんでしょう?早速(さっそく)、そ~っとマットをどかして行くと・・・
ボコッ[exclamation&question]・・・穴が開きました。やはり・・・室内で飼育していた容器はとっくに春を迎(むかえ)えちゃっていたんです。
穴の中には蛹(さなぎ)クンが・・・しかもりっぱなオスの蛹が入っていました。
掘出したオスの蛹 (1).jpg

蛹になった事は飼育成功となりますが、糞(ふん)の除去(じょきょ)や個体数(こたいすう)の確認(かくにん)ができなくなってしまいました。この容器に何匹入っていたっけ?過去の記事を読んでいただければ分かりますが、蛹室(ようしつ)が作成されたらマット掘りは禁止です。せっかく幼虫が作った蛹室を壊(こわ)してしまうからです。今回のオスの蛹も羽化するまで監視(かんし)しなくてはならなくなりました。
特に今回の冬は寒かったので室温を25度位に設定していました。これが早めに蛹化してしまった要因(よういん)です。
飼育容器の蓋(ふた)を開けた時、マット表面が平らだったので変だなと、思ったのですが・・・
皆さんも、今回がマット中の糞の掃除&マット追加の最終時期(さいしゅうじき)ですので、飼育容器のマット表面が、でこぼこしていて、幼虫が糞をするために上がってきた様子があるかを確認して下さい。昨年の幼虫冬眠前に行ったマット交換時にマット表面を平らにならしていたはずです。思いだしながら比較(ひかく)してみて下さい。
掘出したオスの蛹 (2).jpg

掘出してしまった蛹はマット表面に穴を掘り、蛹室の代わりとして見守(みまも)って行く事となりました。





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本年はページ閲覧有難う御座いました。 [飼育日記]

来年も、皆様に有益な情報を綴って行きたいと思っております。引き続き訪問お待ちしております。
本年は、有難うございました。
9233212.jpg

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いよいよ糞掃除です。 [飼育日記]

バナナの皮を食べる幼虫.JPG

久しぶりの更新(こうしん)です。
いよいよカブトムシの幼虫(この時期は3令に成長)がマットの上に頻繁(ひんぱん)に上がってくるようになりました。
この行動は、マット中の糞(ふん)の量が多くなってきたサインなのです。下の画像の表面(ひょうめん)の俵状(たわらじょう)の黒いかたまりが「幼虫の糞」です。
このような状態(じょうたい)では幼虫の食欲(しょくよく)もわかないので、成長(せいちょう)に悪影響(あくえいきょう)します。早速(さっそく)「ふるい」で糞とマットを分離(ぶんり)して掃除してあげましょう。
マットから出てきた幼虫.JPG

2令幼虫の場合は網(あみ)の目が中くらいのふるい、3令幼虫は網の目が大きめのふるいを使いましょう。多少の糞はマットに混(ま)じっても大丈夫(だいじょうぶ)です。かえって混ぜてあげたほうが良いくらいですから気にしないでやりましょう。混ぜる理由は、糞の中にマットを分解(ぶんかい)する酵素(こうそ)が入っているので、幼虫が糞を食べて体の中に酵素を取り込ませるために残すのです。大きく成長させるコツです。
そして、「ふるい」で発生した幼虫の糞は、花や野菜の肥料(ひりょう)になるので、再利用(さいりよう)して下さい。
最低気温が約5度を下回(したまわる)ると幼虫の活動が鈍(にぶ)くなり冬眠状態(とうみんじょうたい)になりますので、12月中旬までが幼虫を大きくするチャンスです。ぜひこの機会(きかい)にマットを掃除してあげて下さい。必ず、掃除して減(へ)ったマットは少なくなった分だけ容器に補充(ほじゅう)してあげて下さいね。
では、次回更新まで・・・・・


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カブトムシの飼育 疑問回答です。(臨時増刊) [飼育日記]

カブトムシ.jpg
毎日、訪問有難う御座います。
ここ、数日の検索語句からピックアップして下記に回答してみました。参考にして頂けたら幸いです。

●カブトムシ蛹にならない⇒前回の記事を読んで下さい。本来ならマットの中なので見えないはずです。見えていると言う事は、掘っていると言うことですよね。今日から掘り起こすのをやめましょう。

●出てこない⇒横から見えていると考えて回答します。体が完全に固まるまで出てきません。じっと待ちましょう。自分から出てきたカブトムシは1~2日後にゼリーを食べ始めます。

●カブトムシ羽化の時期⇒じっとがまんして掘り起こさないで見守ってあげて下さい。横から見えている場合は、足と目と角が黒くなって来ます。こうなったら羽化は近いです。背中の翅(はね)は羽化後、蛹室の中で白色から茶色~黒へと変色してゆきます。

●メス羽化したのに出てこない⇒体の内部がまだ固まっていないのです。もうすこし待ってあげて下さい。蛹室の中にいる時間は羽化後2週間~1カ月です。その間、体内の養分で生きています。この養分はとても酸が強く洋服につくと取れにくい液体です。

●カブトムシ成虫なのに土の中⇒同上
●カブトムシが成虫になって10日経ちますがまだ出てきません⇒同上

●羽化したかぶと虫が餌を食べない⇒本来なら、蛹室にいるべき羽化した体の内部が固まっていない成虫を掘り出した場合は、2週間~1カ月間、ゼリーを食べない場合が多いです。食べなくても、ゼリーがよごれたら、取り替えてあげて下さい。ただし、羽化した成虫はまだ、蛹がいる容器から別の飼育容器に移してください。別の蛹を殺す可能性があります。

●羽化したカブトムシがゼリーを食べない⇒同上

●カブトムシ蛹にならず羽化⇒カブトムシは幼虫→前蛹→蛹→羽化=成虫と変態するので、幼虫からいきなり羽化して成虫にはなりません。きっと見えない時に蛹の期間があったのです。

●カブトムシ羽化前に取り出したら⇒掘ってしまったのなら仕方がありませんので、人口蛹室を作って羽化を待つしかありません。まだ掘っていないのなら、絶対に掘らないで我慢しましょう。

●羽化に失敗したカブトムシ⇒足と顔や角がしっかりしていて歩けるようなら、飼育できます。ただし、おしりが蛹のままだと残念ながら★になってしまうでしょう。

●カブト虫にばなな⇒バナナは、大好物です。ただし、コバエがたかりやすく、酸化してすっぱい匂いが発生しやすいので、掃除が大変です。

●もぐって出てこない⇒羽化後潜っているのなら、大変です。まだ蛹のいるマットだと羽化したカブトムシが羽化前の蛹を殺してしまう可能性があります。潜った穴をそっと掘ってゆき、至急別の容器にもぐった成虫を移して下さい。防止策として、毎日マット表面を平らにならして、成虫が夜の内に出てきたどうか、わかるようにしておく事です。また、マットの上で転倒して★になってしまう可能性もあるので、つかまれる小枝を入れておくと良いでしょう。

●かぶと虫の羽再生⇒一度でも翅(はね)がやぶれたり、取れてしまったら、再生はしません。甲虫類の弱点です。羽化不全で一番多いのが翅の不全です。

●ひっくり返るのが好き⇒蛹室の中でひっくり返るのは、硬化するのを待っているためなので、そのままでOKなのですが、羽化したばかりの成虫は、歩行がへたなのでマット上でひっくり返るのです。そのまま放置すれば、★になってしまいます。つかまる小枝などを至急入れてあげて下さい。

●7月になってもさなぎにならない⇒時期的には蛹になってもおかしくない頃ですが、成長が足りない場合もあるので、あわてない事です。ただし、幼虫をときどき掘り起こしているのでしたら、今日からやめましょう。理由は、前回の記事「カブトムシの幼虫が蛹にならない理由」を読んでください。

●カブトムシ成虫時期⇒交尾をした場合は約1カ月から1カ月半。交尾しなかった場合、オスは5カ月くらい生きていますが、体が軽くなり、足が取れたりして行きます。最後は餌を自分で食べられなくなりますので、介護(かいご)が必要になります。10月以降は保温も必要です。

●羽化不全でも繁殖可能⇒可能です。ただし、6本の足が完全でない場合は交尾がむずかしいです。メスはオスに対して必死に抵抗します。この抵抗に打ち勝ったオスへメスは交尾を許可するのです。強いオスにのみ繁殖の権利があるのです。メスの羽化不全の場合、翅(はね)が不全だと、おしりがむき出しの状態です。上記抵抗時に、オスの爪でおしりが傷つき体液が出てしまい★になる可能性がありますので、交尾が終わったら傷つく前にオスと別に飼育されたら良いかと思います。

●交尾とけんかの区別⇒交尾は、オスがメスの背中に乗り、口元の触角をぶるぶる振るわせます。けんかは、オスの角をメスのおなか付近に突っ込み跳ね飛ばそうとします。オスの食事中に近づいてきたメスによくする動作です。

●カブトムシが喧嘩をする⇒上記参考。強いものだけが子孫を残せるのです。だから、今年も夏になると私たちを楽しませてくれるのです。つまり、目の前のカブトムシは昨年の勝利者の子供なのです。

●カブトムシ卵を何個ぐらい産むか⇒平均20個ぐらい。多いと40から60個産みます。産ませすぎは危険ですよ。生存率99パーセントなのでお金が続きません。

●羽化脱皮できないカブトムシ⇒脱皮と羽化には大変な体力を要します。途中で力つきて★になってしまう個体もまれにいます。幼虫時期によく掘り起こしていた個体は、栄養不良で変態できない場合が多いです。なるべく、マット交換のときなど以外は掘らないようにしましょう。

●さなぎが成虫にならなかった原因⇒同上 補足:蛹の時期は一番敏感な時期です。基本的には絶対に触りません。手の上にも乗せません。なぜなら、皆さんの体温は低い人でも36度はあるでしょう。蛹や幼虫は私たちの手の上に乗っている間、真夏の猛暑じゃないでしょうか?この環境が長く続けば人間でも★です。

●羽化が進まない原因⇒同上 補足:蛹のままで、羽化しないのは、期間が満ちていないためです。蛹になってから、3週間~1カ月しないと羽化しません。静かに見守って下さい。一番敏感な時期ですから、振動や日光の光はだめですよ。

●死んだ成虫の処理⇒私は庭に埋めています。樹木の根元などに埋めれば、土中の微生物が分解して草木の栄養となります。埋めた時はお線香を1本立てて手を合わせています。楽しませてくれたお礼です。

●昆虫ゼリーではないとだめなのか?⇒粗悪なゼリーを与えるのなら、バナナやリンゴ・パイナップルの方が良いです。でも、樹液の成分が一番良いと考えるのなら、昆虫ゼリーがベストだと思います。ただし粗悪なゼリーはカブトムシもクワガタも食べません。虫は正直者(しょうじきもの)です。

●カブトムシ、羽化、背中の羽根が、異常⇒羽化不全の代表です。蛹室がせまかったか、壊れたかで、翅を伸ばしきれなかったためです。でも、オスの場合は繁殖可能ですので最後まで飼ってあげて下さい。その際、正常な個体とは別に飼育された方が良いです。けんかした時に、背中の翅がないぶん、傷つきやすいので・・・。

●蛹室の中で成虫が仰向けになっている⇒足が完全に硬化するまで、上を向いたり下を向いたり色々な態勢をとります。心配ありません。

●カブトムシ蛹から羽化し成虫にマット減らした方が出てきやすいかな⇒ダメです。マットを減らしたら、マットの乾燥が早まります。出てくる理由は体が完全硬化したからです。カブトムシは上と下の区別がつくようなので、蛹室がマット表面から50センチ下でも上に出てきます。

●カブトムシ蛹から成虫になったが動かない⇒体が完全に硬化するのを待っているのです。

●カブトムシの蛹の時、コバエがすごいのはなぜ?⇒マットにコバエがわいているのでしょうか?幼虫がマットの中を動き回りかきまぜているからです。カビも繁殖しません。その、かきまぜる行為をしなくなったから、コバエが繁殖しやすくなったと思われます。別の意味で、蛹にコバエがまとわりついている様でしたら、コバエが入らないように隔離(かくり)して下さい。蛹をじっと見ていて、おしりをぜんぜん動かさないようだと、蛹が★になってしまった可能性があります。

どうでしたか?参考になりましたでしょうか?
引き続き、毎日そっと観察して下さい。今年は失敗しても、観察がしっかりしていれば、来年はきっと羽化成功となるでしょう。私も何度失敗した事か・・・・・
今後も、気づく事があれば不定期ですが更新してゆきます。引き続き訪問をお待ちしております。




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カブトムシの幼虫が蛹にならない理由 [飼育日記]

孵化したカブウトムシの幼虫 001.JPG
いよいよ、7月に入りましたね。
もう成虫とご対面(たいめん)できましたでしょうか?・・・まだ、成虫どころか蛹にもなってくれないんですよ・・・・・なんて嘆(なげ)いている方が多いのではないでしょうか?
でも、御心配いりませんよ。幼虫→前蛹(ぜんよう)→蛹(さなぎ)→羽化(うか)→はねの硬化(こうか)→成虫とステップをふみながらマットからでてきます。
でも下記の事をやっている方の幼虫は、場合によっては途中で★になる可能性がありますよ。

① ときどき、マットを掘(ほ)り幼虫を観察(かんさつ)している。

② 日のあたる場所で飼育している。

③ 毎日、マットに水分を与(あた)えている。

④ 飼育容器(しいくようき)をコツコツと指でつついたり、衝撃(しょうげき)を与えている。

⑤ 横から蛹室(ようしつ)が見えるので、蛹が動かないと心配で容器を斜(なな)めにしたりして見ている。

上記などの事をやっていませんか?

幼虫は、蛹室を作ってから前蛹になります。つまり、ときどきでも、幼虫を掘り起こしていたら、幼虫は安心して蛹室を作れません。最近は日中30℃をこえる日がでてきていますが、直射日光(ちょくしゃにっこう)が飼育容器の側面に当たっていると、マット温度はすぐ40~50℃をこえてしまいます。つまり、直射日光下の飼育容器は幼虫の煮物(にもの)を作ろうとしているのと同じ事です。また、乾燥防止で毎日 霧吹きなどでマットを加湿(かしつ)していると、マット最下部の蛹室は水でいっぱいになり、蛹が水死(すいし)する可能性があります。この時期は、加湿より、なるべく温度が上昇しないように、涼(すず)しい日陰にそっ~と置いておいてあげて下さい。一度蛹室が出来上がると、その中はちょうどよい湿度に保たれるので、加湿はいりません。ただし、マット表面は観察してくださいね。
そして、飼育容器がコツコツや、ドンドンなどのうるさい環境下(かんきょうか)にあると、幼虫が、蛹室をつらない場合があるのです。どこの研究発表(けんきゅうはっぴょう)だったか忘れましたが、蛹になった後、蛹室の中でおしりを動かして、前後に動いて蛹室の壁をコツコツとたたいているのを観察することができます。これは、「ここに蛹室があるので、まだ蛹になっていない幼虫さん!私の蛹室を壊(こわ)さないでください」と合図(あいず)を送っているのだそうです。それを知った幼虫は他に移動(いどう)して蛹室がない場所を探すのです。ですから、飼育容器をコツコツたたいたりしていれば、いつまでたっても幼虫が落ち着いて蛹室を作れないのです。

以上が、幼虫が蛹になれない理由なのです。上記以外にもいろいろ理由がありますが、遅くとも、7月中旬までには、蛹室が完成しているはずです。きょうから、ちょっと気遣(きづかい)いしてあげてください。
見たい気持ちをグッとおさえて、成虫がマットの中から出てくるのを見守ってあげましょう。

[ひらめき]補足
幼虫が蛹にならない=マットの中の幼虫が見えないのだから掘りだしている証拠(しょうこ)ですよ[たらーっ(汗)]
いつマットからでてきてもいいように、昆虫ゼリー(迷ったら黒糖系ぜりー)や転倒防止(てんとうぼうし)の小枝や葉っぱなどを用意しておきましょう。

参考ですが、我家のカブトムシは、産卵の真盛り!早い卵は孵化して1令幼虫となりマットをバクバク食べています。(成虫と卵が同居しているので、2週間目くらいに卵をマットから回収して別の飼育容器に移しています。)

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カブトムシが安物ゼリーを食べてくれない。 [飼育日記]

こんにちは[exclamation]梅雨入りしてジトジトの日が多くなりました。
カブトムシの蛹(さなぎ)たちは、こんな気象条件(くしょうじょうけん)の時に羽化しやすいのです。
ですから、早く成虫(せいちゅう)に会いたいのは分(わ)かりますが、ゼッタイにマットを掘らないで下さい。

さて 本日の話は、すでに羽化したカブトムシたちのエサについて実験をしましたので、参考(さんこう)にして下さい。
我家では、カブトムシの他に、ノコギリクワガタと、オオクワガタを飼育しています。ゼリーの好(この)みがあるので、今回購入したゼリーは、カブトムシには評判(ひょうばん)が悪く、ほとんど食べないのです。クワガタはバクバク食べているので、マズイ訳(わけ)ではなさそうなので考えました。ちょっと手間(てま)がかかるのですが、 「再調理して美味(おい)しくする」 と言う結論(けつろん)にいたりました。
やり方は簡単です。
昆虫ゼリーの再加工 001.JPG

① ゼリー(16グラムを10個)をカップから出してオナベに入れて細かく砕(くだ)く。
昆虫ゼリーの再加工 002.JPG

② オナベを火にかけて弱火で温める。 ③ ぜりーが溶(と)けたらスプーンでまぜながら、料理で使う白砂糖を大さじ2杯(はい)と、みりんを大さじ1杯を入れて白砂糖が溶けるまでまぜる。注意[ひらめき](沸騰(ふっとう)するほどゼリーをあたためない事。)
昆虫ゼリーの再加工 003.JPG

④ 溶けたゼリーをもとの容器(ようき)や、空きビンに流し込む。※熱いですから注意して下さい。
昆虫ゼリーの再加工 004.JPG

熱いゼリーの入った容器を水で冷やして硬(かた)くなるのを待って、出来上がりです。

簡単(かんたん)でしょ。この結果は下の画像(がぞう)です。食いついて離れません。
昆虫ゼリーの再加工で、食いつきは抜群です。.JPG

と、言うことで、食いつきの悪いゼリーは、ひと工夫(くふう)で美味しいゼリーに変身したのです。
参考になりましたでしょうか?
[どんっ(衝撃)]火を使うので、小さいお子様は、年上のかたに頼(たの)んでやってもらいましょう。

さて、いつ羽化した成虫がマットの上に出てくるかわかりませんので、前回にお話ししたように、止まり木などをマット表面に置いてあげて下さいね。出てきたばかりの成虫は、カブトムシでもクワガタでも、歩くのが下手(へた)です。転倒死(てんとうし)だけは注意して飼育して下さい。
では次回更新(こうしん)まで・・・・・


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この時期、カブトムシの蛹に何をしたらいいの? [飼育日記]

こんにちは[わーい(嬉しい顔)]とうとう日中の気温が30度をこえる日が出てきました。おそい方(かた)の幼虫もほとんど沈黙(ちんもく)して動かないのでは・・・変化のないマットの表面(ひょうめん)を見ていてもつまらないですよね。でも・・・ガマンデス。多くの幼虫を飼育していた方はこれからが忙しいのです。成長の差(さ)があるので一斉(いっせい)にマットの上には出てきません。1匹か2匹ずつ出てきます。
羽化したカブトムシのオス_2.jpg

ほとんどが夜の10時ころから朝6時くらいの間に出てきます。なぜでしょう?夜の暗い中なら、天敵(てんてき)のカラスなどの鳥の目が見えないので、見つかりにくいからなんです。先祖代々(せんぞだいだい)遺伝(いでん)によって本能として持っている習性(しゅうせい)なんですね。ですから、朝起きたらすぐ飼育容器のマット表面を確認[exclamation]。マット表面に穴が開いていたり、何かが動いた跡(あと)があれば、穴やもぐりこんだ跡を探して表面のマットをそ~っと、どけていってみて下さい。(掘るようにすると、羽化前の蛹(さなぎ)が入った蛹室(ようしつ)をこわしてしまう可能性があるから、マットを横にどけるようにしながらやって欲しいのです)羽化した成虫を見つけたら、別の飼育容器に移動(いどう)して下さい。そのようにしないと、表面に出てきた成虫が、まだ羽化前の蛹をつぶし殺してしまう可能性が大きいからです。
羽化したカブトムシのオスとメス.jpg

くわしくは、[ひらめき]過去ログの「羽化したカブトムシの成虫が出てきました。」「羽化したてのカブトムシは歩行が苦手?」「カブトムシたちの羽化ラッシュ!」を読んでいただければ御理解(ごりかい)できるかと思います。(マウスのポインタを文中に動かすと指マークに変わるところがあるので、そこをクリックしてもらうと過去ログにジャンプできます)

余談(よだん)ですが、温室管理(おんしつかんり)などしていないオオクワガタもここ1週間で羽化ラッシュになっております。少々見ずらいですが画像を載(の)せておきます。まだ、体の一部がうすちゃ色で硬化(こうか)しきっていないですね。我家のもうひとつの顔です。
羽化したオオクワガタのオス_2.jpg

以上が、この時期に注意する事です。通学や出勤の忙しい中ですが、ぜひ飼育容器の中を覗(のぞ)いてからお出かけしてあげてください。なお、ころんで、★になってしまわないように、移した飼育容器の中に小枝など、つかまれる物を入れておいてくださいね。(あわてないように、前もって準備しておくのが良いですね)
1日も早く元気なカブトムシに会いたいですね。では・・・

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蛹室をこわしてしまった・・・と言う質問がありました。 [飼育日記]

どうでしょう?皆さんの幼虫(カブトムムシ)は順調に蛹化(ようか)→羽(うか)化と成長していますか?
初めて飼育して、わからない所だらけで苦労(くろう)の毎日だろうと思います。[あせあせ(飛び散る汗)]
そんな中でコメント欄(らん)に質問を時々頂きます。そして、その質問の下に返信としてコメントを書かせてもらっています。
すぐ書ける時もあれば、ちょっと時間が空(あ)いてしまって参考になったかどうか心配な時など色々です。
今回もシュウシュウ様よりコメント欄に質問が来ていましたので早速(さっそく)返事をコメント欄に書いておきましたが、私も良くわからないのですが、私がコメントした事をシュウシュウさんには何も連絡(れんらく)が行かないのではないか?と思ったのです。
ですから、質問された方は、ご面倒(めんどう)でしょうが、頻繁(ひんぱん)に自分が質問した記事を見に来て回答が書き込(こ)まれているか確認して頂けると助(たす)かるのです。
また、出来ればメールアドレス(マイクロソフトのフリーアドレスで良いです)を入れておいて頂けたらそちらのアドレスにも返信(へんしん)出来るので、タイムリーになるのではと考えています。
以上ように、なるべく直ぐに返信したいと思っておりますので、今後とも当ブログをよろしくお願い致します。
なお、今回の質問はこの時期は大変多い検索事項(けんさくじこう)でしたので下記にコピペしておいたので参考にして下さい。
また、当ブログの過去ログをすべて見て頂ければ質問の回答が出ているかもしれませんので、あわせて閲覧(えつらん)お願い致します。
[ひらめき]
過去ログ「カブトムシの幼虫が、蛹になりました。」 へのコメントより
●かぶとの幼虫がもう少しで蛹になる手前の段階なのですが蛹室が崩(こわ)れてしまいました。そのときどうすれば良いのですか?そのまま生きてくれるんですかね~?
by シュウシュウ (2012-06-18 16:28)


シュウシュウ様
どうしても気になってマットを掘ってしまったのですね。お気持ち、よーく理解できます。さて、過去ブログで参考になる記事はhttp://hirorin49.blog.so-net.ne.jp/2010-05-04です。
マットの表面に、前蛹の長さ+3cm、前蛹の太さ+2cmのU字型の深さ1~2cmの溝を作ってあげてそこのそ~っと置いてあげて下さい。必ず蛹になります。問題はその後です。上記過去ログはトイレットペーパーの芯の長さが長すぎて失敗しています。そこで、今回の最新記事「やぱりミミズはダメでした」にある画像を参考にして芯の長さを短めにして、やって見てください。出来ればサランラップなどのしっかりした芯がいいのですが、ノコギリでないと切れませんので、注意してください。無事成虫へと羽化できることを祈っております。
by ひろりん (2012-06-18 21:26)









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やはりミミズはダメでした。 [飼育日記]

前回ミミズが発生した飼育容器の成虫が羽化して来ました。やはり羽化不全(うかふぜん)で背中の翅(はね)が伸びないクシャクシャな状態でした。このままではかわいそうなので、さっそくマットを掘(ほ)り返して救出(きゅうしゅつ)を開始しました。結果・・・・・80%が羽化不全で蛹室(ようしつ)のないマット中にいました。残りの20%は臨時(りんじ)のサランラップの紙管(しかん=紙の芯を蛹の長さの80%くらいに切ったもの:例として、蛹が10センチ→紙管は8センチ)を用意して紙コップにペーパータオルを湿らせたものを敷いて1匹ごとに入れました。以前トイレットペーパーの芯で失敗しているので今回は、他の先輩方のブログを参考にして作りました。
人口蛹室で羽化を待つオスの蛹.JPG

羽化直前のメスもいましたので、下の画像の様に掘り起こした翌日には羽化しました。もうすこしでこのメスも手遅れになるところでした。
人口蛹室で羽化したカブトムシ (4).JPG

やはり、ミミズはカブトムシの蛹には害虫でした。
残った蛹が順調羽化してくれればいいのですが・・・・・



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わおっ!マズイことになりました・・・ [飼育日記]

ミミズ発生.JPG


幼虫がマットの中で前蛹化(ぜんようか)→蛹化(ようか)している時期(じき)なのですが、な・な・なんとミミズがいるではないですか[たらーっ(汗)]
とっても、マズイ状況(じょうきょう)です。ミミズが蛹室(ようしつ)をこわしてしまう恐(おそ)れがあるからです。[がく~(落胆した顔)]
今から、そっとマットをどかしながら蛹を移動(いどう)しないと羽化(うか)する前に蛹が★になる可能性(かのうせい)がおおきいのです。
でも、待ってください・・・自然界(しぜんかい)では当然(とうぜん)ミミズと同居(どうきょ)しているはずです。今回は実験(じっけん)として、このまま放置(ほうち)することにします。
悪い結果(けっか)が待っているかもしれませんが、興味(きょうみ)深い部分もあるので・・・我家(わがや)の蛹化開始から約1か月後は6月中旬です。早い蛹はその頃に羽化してくると思われますので待って見ることに・・・
結果は、次回6月の更新(こうしん)でお伝(つた)えできると思います。 では・・・・・・・



[晴れ]追記
羽化したカブトムシの成虫が転倒死しないために過去記事をお読みください→ココをクリック
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さあ!最終仕上げです。 [飼育日記]

いよいよ、日中(にっちゅう)の気温も高くなって幼虫たちもマットの中で動き出しました。
マットの中の幼虫たちの糞(ふん)を掃除するのは今です。
今月下旬から来月中旬には幼虫は前蛹(ぜんよう)になる為(ため)の蛹室(ようしつ)作りを始めてしまいます。その時期になったら糞掃除は厳禁(げんきん)です。

糞掃除の方法は過去記事(かこきじ)を参照して下さい。
室内(しつない)飼育されている方は、なるべく早く行ってください。我家(わがや)の幼虫はすでに蛹室を作り始めています。
このような状態(じょうたい)が確認(かくにん)できたら、もうマットをさわったり幼虫を掘(ほ)り出してはいけません。
蛹室作り.JPG

上の画像は水槽のガラス面で作り始めた蛹室です。
幼虫の周(まわ)りのマットが押し固められて色が変わっているのが分かりますでしょうか?
蛹室の内面(ないめん)を強くなめらかに押し固めているのです。この作業が終わると幼虫は、蛹になる準備(じゅんび)で前蛹(ぜんよう)になって行くのです。前蛹とは幼虫の体の表面がシワシワになった状態(じょうたい)を言います。
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