カブトムシの転倒★予防はグリーンガーランドで。 [飼育日記]
こんにちは。
羽化(うか)が始まった、我家(わがや)は毎日のように夜、マットから続々(ぞくぞく)と羽化したカブトムシが出てきています。
実(じつ)は、今 羽化しているのは、部屋の中で飼育していた幼虫です。当然、室温(しつおん)が高いので、早めの羽化になっています。廊下(ろうか)の寒い所にある飼育水槽(しいくすいそう)はやっと、蛹室(ようしつ)を作り始めている状態(じょうたい)です。
本日、皆様に伝えたいことは、羽化が始まる頃から~成虫飼育~産卵~成虫★になる~と言った飼育途上でのマット上の環境です。(★=おなくなりになる事の省略)
上の画像はダイソーで買ってきたグリーンガーランドです。昨年買ったものは鉄(てつ)のワイヤーが入ったもので、自由に形状(けいじょう)を作れました。しかし今年は近くの店では販売していませんでした。どうしても必要なので買ってきましたが、これから行う、ちょっとした加工で昨年同様(さくねんどうよう)に使えるようになるので皆さんも参考にしていただければ幸(さいわ)いです。
この画像はまっすぐに伸(の)ばした状態のものです。ふにゃふにゃで、きっとカブトムシの飼育水槽に入れたら、ぐちゃぐちゃにされて丸まってしまうでしょう。
これを防止するために、次の画像を見て下さい。
表面がビニールで覆(おお)われたワイヤーもしくは針金を用意します。ダイソーでも売っていますが、なるべく太いものが良いです。アルミ製のワイヤーも売っているのを見たことがありますのでアルミ製が入手出来れば錆(さ)びることがないので最高です。
このワイヤーまたは針金に、下の画像のように、ねじって巻き付けます。最初と最後はワイヤーをペンチなどで丸く曲げてくくって下さい。
そうすると、お分かりですね、下の画像の様にS字型など好きな様に曲げられます。
以上がふにゃふにゃガーランド攻略法(こうりゃくほう)です。
えっ、これをどうするって?
当然、飼育水槽のマットの上に置いて下さい。
そうすると下記のような効果があります。
① 羽化したばかりのカブトムシは、歩行が下手(へた)で転倒★になりやすいので、起き上がるための足場(あしば)になる。
② カブトムシの習性(しゅうせい)として、何かにつかまっていたいが、木などを入れるとオス同士が格闘(かくとう)した場合、足場がしっかりしていると、踏(ふ)ん張(ば)りが効(き)き、骨折(こっせつ)やカブトムシの体に角(つの)による穴が開く事が多いのですが、グリーンガーランドだけだと踏ん張りが効かないのでカブトムシの体の損傷(そんしょう)が少なくなり、多頭飼(たとうが)いが可能になる。
③ カブトムシは夜行性(やこうせい)なので、日中は隠(かく)れて寝ることができる。グリーンガーランドを入れると多頭飼いでも落ち着いている事が多くなります。多分、安心するのでしょうね。
以上です。参考になりましたでしょうか?では、次回更新まで。
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管理人様ご無沙汰しております。昨年はコメントへのお答えありがとうございました<(_ _)>
さて、昨年コメントした時のメス2頭の卵は心配していた通り全滅してしまいましたので、夏の終わり(もう秋?)に急きょ近くの山にこもって3頭目(私はこのメスを3号と呼んでいました)のメスを捕獲した所、そのメス3号が40個余りの卵を産み秋も遅くに力尽きました。
その40個余りの卵は皆無事に幼虫となり、何匹か死にましたが最終的に40匹ちょうどが今月7月3日~9日の間に無事成虫になりました(本日10日、全てのオスメスを3号のふるさとの山に放虫しました)。これにはさすがに感激しました。
ここまでは良かったのですが、私の実家近くの雑木林で捕獲した幼虫6匹も別のコンテナで飼育していて、この集団が本日7月10日現在も一向に地上に出て来ないのです。地上のヒビや穴も全く有りません。マットの表面は、幼虫が動かなくなった(サナギになっているかは未確認です)せいかところどころカビやら線虫やらが出現して来ており、中のサナギか幼虫は全滅しているのでは?と危惧しています。
私の居住地は三重県で、放虫した40匹もその近所が産地ですが、実家は南関東なので三重産と南関東産とで羽化の時期が違うのかな?とも考えました。
ただ、実家近くで捕獲した南関東産も昨年の冬中に三重県の自宅で飼育を開始しており、生きていれば成長の度合いも両者が同じ位になるのでは?とも思っていますし、死んでいればコンテナの種類が三重産のものと違うので(具体的にはより小さくて浅めですがマットの深さ20cmは確保しています)温度や湿度状態などの違いもあったのかな、とも考えています。
管理人様はどう思われますか?南関東産が死亡している可能性が高ければ残念ながら近々掘り起こすつもりでおります。この度もご教示下さる
と助かります。宜しくお願いします。
by 素浪人 (2016-07-10 16:55)
管理人様今晩は。
先日お話した南関東産ですが、本日7月19日夕方に確認した所、4匹のオスが羽化して地上に出ていました。もう諦め掛けてマットの処分をどう
するか考えていた矢先だったので驚きました。すぐに飼育容器に移しエサを与えました(全然食べませんが…)。
まだ残り2匹が居るはずですが、メスであればオスよりやや地上に出るのが遅いと聞いたことがありますので、もう少し様子を見ることにします。
三重県産との違いは、4匹のオスが皆大人しいということです。夜になっても全然飛びませんし暴れません。幼虫時代に土地換え?した影響があるのでしょうか。今後の研究課題としたいと思います。
by 素浪人 (2016-07-19 22:16)
素浪人様
コメント有難う御座いました。
私事で恐縮ですが、今日まで非常に忙しく、カブトムシの世話が手一杯で、ブログ更新まで手が回っていませんでした。ここでお詫び申し上げます。
2016-07-10 16:55のコメントですが、マット表面のうねりが無くなった時に(過去ブログ参照)幼虫が蛹室作りをを開始したと判断する→掘り起こし厳禁→20日から30日で前蛹になったと仮定→前蛹から蛹・羽化は、やはり20から30日と仮定→羽化して成虫になったと仮定すると、蛹室にいて体が完全硬化するまで5から10日→マット表面に向かって蛹室から出てくる。
と考えて見ると、マット表面に幼虫がはいまわった形跡が無くなった日から起算して、早い幼虫は45日、遅い幼虫は70日でマット表面に出てきます。
上記の仮定を考慮して考えれば、30日目ならそっと掘って行けばしっかり完成した蛹室に突き当たりますから、少々の穴が開きますが蛹室崩壊にはならないので蛹を人口蛹室に移す等、様々な対処ができます・・・
以上が回答ですが結果論ですので来年の参考にして下さい。
次に、2016-07-19 22:16のコメントで、羽化した成虫の食事ですが、掘り起こした成虫と、自分から出て来た成虫とでは違います。
自分から出て来た成虫は基本的にすぐ食事します。掘り起こした成虫は3から4日後の食事開始が多いです。理由も、過去ログ参照して頂ければ納得できると思いますが、羽化直後は体内に栄養分を持っているのです。ですから、すぐ食べなくても亡くなる事は有りません。その栄養分の使い道は、樹液の出ている木に飛んで行ってたどり着くための、言わば燃料なのです。納得でしょ!
次に、羽化順番は、我が家ではメスが最初の場合が多いです。理由は不明です。
以上、長々と書きましたが、タイムリーで返事が出来ず、申し訳ありませんでした。何年も続けているブログなので、過去ログを見て頂ければ、必ず、ヒントになる記述があるはずです、よろしかったら全ログ参照お願い致します。
今後とも、再訪よろしくお願い致します。
by ひろりん (2016-10-01 06:19)