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幼虫の糞(ふん)=うんちの処理について [飼育日記]

このごろ、幼虫の糞(ふん)を検索(けんさく)ワードにして訪問(ほうもん)されている読者の方(かた)が目立(めだ)ちますので、ブログを更新(こうしん)しました。

① マット表面(ひようめん)が糞で覆われているのであれば、表面だけそっと取り除(のぞ)いて下さい。

② 飼育容器(しいくようき)の横から見て深い位置まで糞が見えているようなら、深い位置の糞はそのままにしておいて下さい。

③ 上記①と②を行(おこな)うにあたり、次の事を実行(じっこう)して判断(はんだん)して下さい。
マット表面を平(たい)らにならして、2~3日後に幼虫がマット表面に上がってきているか確認して下さい。平らにならしたマットがデコボコしていたら、まだ幼虫が上がってきて糞をしていることになります。この場合は、すべての幼虫が蛹室(ようしつ)を作り出していない可能性(かのうせい)が高いので、糞を掃除(そうじ)しても大丈夫(だいじょうぶ)です。掃除して減(へ)ったマットは同じ分だけ足(た)しておいて下さいね。

いっぽう、平らのままだったら、幼虫が蛹室作りを始めている可能性が高いので、糞の掃除はやめましょう。表面だけでしたらOKですが・・・ただし、皆さんの飼育容器(しいくようき)のマットの深さが15cm以上ある場合(ばあい)に限(かぎ)ります。かぶとむしの蛹室は縦長(たてなが)に作ってあるのがほとんどなので、マットの深さがとても大切なのです。 (前回の5月4日記事を見て下さい)

以上(いじょう)です。参考になりましたでしょうか?
このブログは、かぶとむしの飼育がはじめての方にも役に立つ様心がけています。過去の記事もぜひ読んでください。きっと納得してくれる記事があると思います。では・・・・・・・


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前蛹の幼虫をマットから掘り出しちゃった・・・ [飼育日記]

マットのくぼみに前蛹を置く
さ~て、困(こま)りましたね!前回の記事のように、異常低温(いじょうていおん)のためか、今年の幼虫は春の気温上昇(きおんじょうしょう)とともに活動(かつどう)を開始せずに沈黙(ちんもく)のまま蛹(さなぎ)になるつもりのようです。
さて、ここからが本題(ほんだい)です。前回の記事(きじ)では、マットにくぼみをつけた、簡単(かんたん)なもので蛹化(ようか)させようと思っていたのですが、前から気になっていたトイレットペーパーの芯(しん)を使うことにきめました。サイズも丁度(ちょうど)よい感じです。
トイレットペーパーの芯
① 画像のトイレットペーパーの左端(ひだりはし)に切れ目をいれてあります。円筒状(えんとうじょう)なので長さを詰(つ)める時に、この切れ目をちょっとずつ切って行けば円筒をつぶさないできれるでしょ!
トイレットペーパーの切れ目を開く
② 次は大体(だいたい)の感じで長さをカット。長さは前蛹の長さの1.5倍以上あれば良いでしょう。
開いた切れ目を切り落とす
③ 次に前蛹をそ~っと、トイレットペーパーの芯に入れます。
幼虫(前蛹)を中に入れる
④ 次はいよいよマットに埋めます。前蛹が落ちないように下を指(ゆび)で押(お)さえながら、ゆっくり立てて行き、あらかじめ掘(ほ)っておいたマットの穴に立てます。
前蛹を下から指でささえながらマットに埋める
⑤ クワガタと違(ちが)って、かぶとむしは縦(たて)に蛹屋(ようしつ)を作るので立てた状態(じょうたい)で良いと思うのですが、初めての人口蛹室(じんこうようしつ)なので、なんとも言えません。とりあえず、この状態で様子(ようす)を見たいと思います。
中の前蛹を上から見た画像
注意点:トイレットペーパーの芯の底(そこ)はぜったいにふさがないで下さい。マットから自然な湿度が、前蛹や蛹に供給(きょうきゅう)されるからです。

参考:私と同じ状態になってしまった方で心配な方は下記を購入されたら良いかと思います。      [バッド(下向き矢印)] 
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バナナの皮をかぶとむしの幼虫に食べさせよう! [飼育日記]

前回お話した、バナナの皮を幼虫に与(あた)えるとの事で、やはり画像(がぞう)を載(の)せておいた方(ほう)がよいと思いまして、画像を撮影(さつえい)しました。参考(さんこう)になれば幸(さいわ)いです。
きざんだバナナの皮.JPG

また、昨日も、バナナの皮をきざんでマットに混(ま)ぜていたら、なんと・・・掘(ほ)っている途中(とちゅう)でボコっと穴が開いたのです。・・・そうです。蛹化(ようか)が始まったのです。穴の中には前蛹(ぜんよう)になる途中の幼虫が・・・すでに足が動かなかったので、マット中には埋(う)めずに、マット表面(ひょうめん)に簡易(かんい)蛹室(ようしつ)を作って観察(かんさつ)することにしました。
前蛹になりだした幼虫-2.JPG

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例年なら・・・・・異常低温の影響か? [飼育日記]

例年なら、幼虫の活動(かつどう)が活発化(かっぱつか)している時期ですが、屋内飼育(室内に飼育容器を置いてあるだけなので、温度管理はしていません。)している我家の幼虫は沈黙(ちんもく)を続けております。

よって、蛹(さなぎ)になる気配(けはい)すらありません。

ひまなので、何かしたい方は、マット表面の糞(ふん)=うんこを園芸用(えんげいよう)のザルなどで、ふるい落として下さい。糞がなくなり、きれいになったら新しいマットを追加(ついか)してください。幼虫の飼育数(しいくすう)にもよりますが、最低でも15センチくらいの深さまでマットを追加してください。あまりに浅いと蛹室(ようしつ)が作れない場合があるからです。クワガタの多くは横方向(よこほうこう)の蛹室ですが、国産(こくさん)かぶとむしは縦長(たてなが)の蛹室を作ります。よって、マットの深さが大切なのです。

参考知識(さんこうちしき)として、バナナの皮(かわ)を3~5センチ長さくらいに切って、マットにうめて見て下さい。1ヶ月もすると幼虫がきれいに食べてしまいます。2年前から、ときどき与(あたえ)えていたのですが、羽化(うか)した成虫はとても元気です。気のせいではないような気がします。6月ころの蛹化(ようか)と考えれば、今だったらマットへ投入可能(とうにゅうかのう)のはずです。




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新入生の幼虫たち? [飼育日記]

こんにちは。
久しぶりの更新(こうしん)です。
12月上旬に、マットの追加(ついか)と幼虫の糞(ふん)をそうじしました。マットの深さは、1令幼虫(1れいようちゅう)の時に比べて約半分(やくはんぶん)くらいに減(へ)ってしまいましたので、マットを追加したわけです。

で・・・・、本日は、うわさに聞いていた「朽(く)ちたタタミの中にかぶとむしの幼虫がいる」と言う事の確認として、畑で肥(こ)やしの代用にタタミを使っている方の所を訪問してきました。
下の画像を見て下さい!とっても沢山(たくさん)の幼虫が取れました。正直(しょうじき)びっくりしました・・・。
天然カブトムシの幼虫51-1.JPG
本当にいるんですね~本日の気温が7度くらいだったので、動きがおそく、用意(ようい)したマットにもぐる時間がとても長かったです。
現在飼育(げんざい しいく)している幼虫とは別(べつ)の容器(ようき)に入れて飼う事にしました。これで、近親交配(きんしんこうはい)が続かないように、新しい血を入れることができます。来年の羽化後の交配(こうはい)が楽(たの)しみです。
では、みなさんマットの乾燥に注意して、幼虫とともに、よい年をお迎えください! また来年の更新まで・・・・・
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メーカー品ゼリーを激安でかぶとむしクンに・・・ [飼育日記]

カブトキングゼリー30個入[F-78] _2.jpg
我が家のかぶとむしクンは、ほとんどが★(永眠)しました。しかし、飼育中にオス同士(どうし)が決闘(けっとう)をして足が折(お)れたりした固体を個別飼育(こべつしいく)していたのですが、まだ1匹オスが生きております。この1匹はメスとの交尾(こうび)をしていないので、長生きしているのです。交尾をしてしまったオスは長くても1ヶ月くらいしか生きないようです。
カブトキングゼリー30個入[F-78] _1.jpg

100円均一ショップのk黒糖ゼリーを買い与えていたのですが、我が家の近辺(きんぺん)のお店にはもう1個も売っていないので、ネット購入(こうにゅう)しました。食い付きがとても良いのでご紹介しておきます。

マルカン【期間限定値下げ】カブトキングゼリー30個入[138円]


クワガタにも特価品がありました。[バッド(下向き矢印)]
マルカン【期間限定値下げ】クワガタキングゼリー30個入[138円]




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マットの下では、産卵が始まっています。 [飼育日記]

どうでしょうか?みなさんの かぶとむしは元気に羽化したでしょうか?

羽化不全(うかふぜん)や、蛹化(ようか)できずに★になってしまった固体も多いでしょう・・・
とても残念(ざんねん)なことですが、自然界(しぜんかい)では、みなさんの家の何十倍も多く★になっている幼虫や蛹が多いのです。みなさんの家よりも、自然界の方が、ず~っと厳(きび)しいのですよ。

本日のお話は、元気に飼育ケ容器の中で、飛んだりゼリーを食べたりしている成虫のオスとメスが、知らないうちに交尾(こうび)しており、メスの産卵(さんらん)が始まっている事を理解(りかい)して頂(いただ)こうと思います。

産卵の合図(あいず)は、メスが1週間以上マットの上に出てこなくなった時です。この現象は、毎日のエサ交換の時に確認してください。たまたま、メスがいない時はとうぜんありますが、連続(れんぞく)してメスと会えない状態(じょうたい)は無(な)いはずです。何日も会えなかったら、まず産卵が始まったと考えてOKです。

飼育容器から成虫を他の容器に移して、卵の回収を始めます。
下の画像はマットのかたまりです。このくらいの大きさのマットでも慎重(しんちょう)に中を探してください。
マットのかたまり.JPG

成虫たちが飼育容器の中で活動している間(あいだ)にマットは、だんだん踏(ふ)み固められていっているはずなので、まマットの下の方は結構(けっこう)硬(かた)いはずです。マットをくずして行くのに手では卵や幼虫をつぶしやすいので、私はスプーンの持つ方を使って、マットを少しずつ、くずしています。けっこう有効(ゆうこう)な方法ですよ。かぶとむしの卵 さがし用スプーン.JPG

マットから出てきた卵は、真っ白な米粒(こめつぶ)の形です。時間が経(た)つにつれて、まんまるの形にふくらんで行きます。さいごには直径(ちょっけい)5ミリ程(ほど)の大きさにふくらみます。下の画像は産卵直後の卵です。かぶとむしの卵 (8).JPG

この作業(さぎょう)で回収(かいしゅう)した卵は、空きびんに飼育容器のマットを少し移して孵化(ふか)を待ちます。したの画像はだいぶ大きくふくらんだ卵です。(空きびんはなんでもいいです。びんの中がむれないようにびんの口はティッシュペーパーなどを輪ゴムでとめてください)
画像は卵が見えていますが、実際(じっさい)にはこの上からマットをかぶせて埋(う)めて下さい。見えていると乾燥(かんそう)して卵がダメになってしまいますので・・・
かぶとむしの卵 (3).JPG

さいごに、なぜこんな事をするのかと言いますと、メスが 卵や、孵化した幼虫を食べてしまう場合が多いからなのです。卵を産んでいるネスの体は、とっても多くのタンパク質を必要(ひつよう)とします。飼育容器の中では、産卵中のメスにとって貴重(きちょう)なタンパク質は、自分で産んだ卵や孵化した幼虫だって事を覚(おぼ)えておいてください。少々値段が高いですが、この時期のメスには高タンパクゼリーを与(あた)える人も多いです。

では、また・・・

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特別号(さなぎにならない) [飼育日記]

毎日、たくさんの訪問ありがとうございます。(今回は漢字が多いので読める方といっしょに読んでください)

訪問時の検索ワードで一番多いのが、表題の「 さなぎにならない 」です。

以下に原因と思われる事を書いてみました。

①  幼虫が心配で、時々掘り起こしていませんか?→幼虫がさなぎになるための、蛹室(ようしつ)がつくれませんよ。見たい心をおさえて、そっとして置いて上げて下さい。

②  マットの深さが足りない。→前蛹(ぜんよう)になっていなければ、マットの深さを10センチくらいまで足して深くしてあげて下さい。その際、追加するマットの粒度は細かいほどいいです。荒いと、追加するマットに粘度がないので、蛹室がくずれてしまう恐れがあるので細かいマットを追加してあげて下さい。

③  飼育容器の置いてある場所の温度が低い。→特に今年は梅雨がしっかり訪れていますので、屋外に置いている方の幼虫には少々温度が低い可能性があります。最低気温が20度以上の日が続けば屋外でも蛹化(ようか)が始まると思いますので、心配でしたら、飼育容器を屋内に移して見てはどうでしょうか?

蛹化の変化を確認する方法は、本ブログの2009年4月26日付、「 とうとう、サナギへの沈黙がはじまりました。 」を見て下さい。


下の画像は、今年羽化したかぶとむしの成虫(オス)です。私の手に(メスを触った時に)付いた匂いにオスが反応して発情している画像と、オシリから写した生殖器の画像です。参考にして下さい。
P7050015.JPG

P7050016.JPG

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かぶとむしが羽化しました。(かぶとむしの声が聞けます) [飼育日記]

今年も、かぶとむしが無事(ぶじ)に羽化(うか)しました。[手(チョキ)]
毎年、内容が同じになってしまうので、今回は「かぶとむしの発情(はつじょう)した時の声」をアップロードしたので聞いてください。(実際にはかぶとむしのオシリから音は出ています)

飼育容器の中でこの声がしていたら、オスがメスに発情しているはずです。そっと観察(かんさつ)して見ましょう。

この時から 1~2週間後には、メスがマットの中にもぐって、産卵を開始します。メスが産卵を開始する時期(じき)を予想(よそう)するためのサインですので、聞き逃(のが)さない様に注意してくださいね。



産卵をかくにんするためには、メスがマットの中にもぐって出てこない状態になってから1~2週間後に容器からかぶとむしを出してマットの中を、そっと探(さが)して下さい。
かぶとむしの卵 (1).JPG
特に、ちょっとしたマットのかたまりの中に産みつけている事が多いです。また、飼育容器の底(そこ)や、容器の角に産みつけている事が多いです。
見つけたら、スプーンなどでそっとすくって、コーヒーの空きビンなどに発酵済(はっこうずみ)マット(羽化した時のマットに新しいマットをまぜてもいいです)を入れて卵をそっと埋(う)めて下さい。1か月くらいで孵化(ふか)して小さな幼虫が見れるはずです。
このまま、飼育容器の中で孵化させてしまっても良(よ)いのですが、まだ成虫が生きているマットの中に同居(どうきょ)させると、タンパク質として成虫が食べてしまう場合があるので、安全(あんぜん)のために、このようにしたほうが良いでしょう。
また、産卵時期にになると、オスもメスもよく飛びます。飼育容器の中で羽ばたく音がしたらそろそろ産卵かな?と思って良いでしょう。
では・・・・・
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かぶとむしの幼虫が、さなぎ になっていました。 [飼育日記]

2009.05.09サナギ.JPG

さあっ・・・・マットの中の幼虫は、どうなっているのでしょう?

好奇心(こうきしん)いっぱいで、そ~っと、そ~っとマットを指(ゆび)で掘(ほ)ってゆきました。

すると・・・ちよっとマットが硬(かた)いところにきました。
そうです、この下は幼虫がさなぎになるために作った部屋=蛹室(ようしつ)のはずです。

慎重(しんちょう)にマットを こするように掘ってみると、ボコッと穴が開きました。
やった[exclamation]さなぎになってる。(上の画像)
今年も、かぶとむし君(くん)たちに会えそうです。

今日(きょう)は、わざとマットを掘って確認(かくにん)しましたが、これは蛹室をこわしちゃった事になります。
蛹室の中のさなぎは、時々(ときどき)体をくるっと回(まわ)して運動(うんどう)しています。蛹室に穴が開いた時にマットが少し蛹室の中に落(お)ちてしまいましたが、この運動によって落ちたマットは、蛹室の下の方に押(お)し固(かた)められるはずなので問題(もんだい)は無(な)いはずです。
心配(しんぱい)なければ、開いた穴の上に厚紙(ティッシュ箱くらいのあつさ)を穴よりちょっと大きめに切ってかぶせてから、マットで埋(う)めておいて下さい。蛹室の中で成虫になったら、厚紙を押しのけて出てきます。

上の画像では何が何だか?わかりにくいので、角(つの)の部分を赤線でかこんで見ました。わかりやすいのではないでしょうか。(下の画像)
2009.05.09サナギ(2).jpg
ここまで来れば99%飼育成功(しいくせいこう)です。[わーい(嬉しい顔)]
もうしばらくガマンしましょう(あと1カ月くらいです)では・・・・・・
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沈黙の中のメンテナンス [飼育日記]

前回は、マットの中で幼虫がさなぎになる準備(じゅんび)に入ったと言う記事を書きました。
5月のゴールデンウイークに入って日中の気温も東京では23~25度と上昇(じょうしょう)してきました。

ここで、注意しなければならない事があります。それは、マット表面の乾燥(かんそう)です。
特にマット追加(ついか)している場合はマットの色が白っぽいので、乾燥に気付きにくいのです。
時々(ときどき)、マット表面を手でさわってたしかめて下さい。乾燥していたら軽く、霧吹き(きりふき)で、湿(しめ)らせて下さいね。
下の画像は、オスのさなぎです。
カブトムシのサナギ.JPG
マット表面の乾燥を防(ふせ)げれば、蛹室(ようしつ)が作られている下の方は適度(てきど)な湿度に保(たも)たれているはずです。

では、また何か気付きましたらブログ更新(こうしん)します。
がんばって下さい。[手(チョキ)]
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とうとう、サナギへの沈黙がはじまりました。 [飼育日記]

P2140015.JPG
マット表面には無数(むすう)の幼虫の糞(ふん)があります。
今までとは違(ちが)ったことに気付きますでしょうか? 

まず、幼虫が夜中に糞をするために、マット表面に出てこなくなっているのです。この事を確認するには、マット表面にある幼虫が出てきた穴を平にならして見てください。翌日も翌々日も平のままなら、出てきていない証拠(しょうこ)です。

これは、マット中で幼虫が蛹室(ようしつ)<サナギになるための部屋>を作り始めているの証拠なのです。この状態(じょうたい)になったら、マット交換(こうかん)はやらないでください。うっかり蛹室をこわしてしまったら、幼虫がサナギになれない可能性(かのうせい)があるからです。うっかりこわしてしまった場合は、こわしてしまった形ににせて、マット表面にU字の穴を作ってあげて、そっと、おいてあげて下さい。トイレットペーパーの芯(しん)くらいの穴でちょうど良いと思います。上は空(あ)いたままでいいです。
既製品はココをご覧ください→★蛹室がこわれたときもこれで安心!!★サナギのへや★国産カブトムシ専用 人工蛹室

P2140018.JPG

まだ、幼虫が活発(かっぱつ)に活動(かつどう)しているようなら、最後のマットふるいをして(上の画像)糞をとりのぞいてあげてください。新しいマットも、とりのぞいた糞とおなじ量(りょう)を追加(ついか)してあげてください。
とうぜん 新しいマットには水をくわえて湿(しめ)らせてくださいね。

もうひとつ違ったことがあります。しずかにマット内の音を聞いてみてください。下のほうで「 キー、キー、カリッ、カリッ・・・」っていう音がしていませんか? 
これは、幼虫が蛹室を作り始めている音です。かたい蛹室をつくるために下を固(かた)めているのでしょうか?(実は、飼育容器をかじる音なのです)
この行(おこな)いは数日(すうじつ)つづきます。音がしなくなったら蛹室が完成した証拠です。

この頃(ころ)になると飼育容器(しいくようき)の下の方のマットはぎっしり詰(つ)まって土のように見えるのではないでしょうか?

蛹室作りが完成(かんせい)すると、幼虫は約1か月でサナギになります。さらに1か月するとサナギは成虫になります。成虫になっても、しばらくはマット中の洋室で2~3週間はじっとしています。つまり、みなさんの幼虫も今回の状態になっているならば、6月15日~30日ごろ、かぶとむし君と会えることでしょう。

もうすこしの辛抱(しんぼう)です。掘り起こしたいのでしょうが、ガマン、ガマンです。



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くぬぎマットが安く買えました。 [飼育日記]

フジコン くぬぎマット ふるさとMAX 10リット.jpg
そろそろ、マット中の幼虫が活動開始していますので、フンの除去と新しいマットを追加する時期です。
毎年必ず使っているくぬぎマットをネット注文したんですが、余りに安いので心配だったのですが、本日、無事到着しました。
今回は特に安く購入出来たのでとってもうれしいです。
1袋 10リットル入りで250円ですよ!
下記で売っていますので興味のある方は画像か文章をクリックして確認して下さい。 なんでこんなに安いのでしょう?たぶん、最安だと思います。到着した商品もしっかり良品で、安心のフジコン製品です。ウレシ~[わーい(嬉しい顔)]
[ひらめき]
残念ながら、7月25日現在390円に値上がっています。(商品はオススメです)

良質くぬぎ・ナラを使用!フジコン くぬぎマット ふるさとMAX 10リットル


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マットの中には、真っ白な卵と幼虫が・・・ [飼育日記]

かぶとむしの卵 (1).JPG

9月中旬ですね。すでにかぶとむし君たちは、みんな★になってしまったでしょうか?
私のかぶとむしは♂2匹(交尾出来なかった♂)が生存しています。そして、かぶとむしの居(い)なくなったマットには幼虫がたくさんいます。上の写真は7月上旬頃から♀が産みおとしてくれた卵です。とても小さいですね。
まだ成虫が生きていると言う方は、飼育容器から成虫を出して、他の飼育容器に移してから(移し先の飼育容器も今と同じ環境にしてあげて下さいね)、容器を逆さにしてマットを慎重(しんちょう)に調べて見て下さい。特に下の方の硬(かた)くしまったマットの中に卵や小さい幼虫が発見できるかもしれませんよ。(♂と♀がうまく交尾できていた場合)

幼虫の全長が3~4センチくらいまでは、発酵マットで育てて下さい。5センチ以上になっていれば3令幼虫になっていると思いますので、未発酵のマットでも育ちます。これはとても大切な事なので覚えておいてくださいね。

安全な方法はマットを全部交換しないで追加してやるといいですね。→注意:未発酵マットを発酵済みのマットにいれると再発酵して熱が発生する場合があります。熱のあるマットに幼虫を放置すると幼虫が煮えちゃう=★になる可能性があるので注意しながら少しずつ追加しましょう。

マットの湿りぐあいは、ぎゅっと、にぎっても水が染(し)み出てこない感じにして下さい。いがいと乾燥ぎみでもかぶとむしの幼虫は元気です。つまり、べちゃべちゃはダメと考えて下さい。心配な場合は、マット左半分は多目の湿り具合・右半分は乾燥ぎみの湿り具合としてみて下さい。幼虫がマットの中を移動している内に、うまく混(ま)ざりますよ[わーい(嬉しい顔)]

幼虫の入った飼育容器は、陽の当たらないうす暗い所に置いて下さい。風通しのよい場所なら、なお良いです。時々、マット上部を触(さわ)って湿り具合を確認して、キリ吹きなどで加湿(かしつ)してあげて下さい。
今回は、以上です。

参考ですが、近くのホームセンターなどでは、売れ残った昆虫マットを安く処分価格で販売しています。今月あたりが狙(ねら)い目ですので、かしこくマットを買いましょう。 では・・・

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かぶとむしの戦い(けんか) [飼育日記]

かぶとむしの戦い.JPG羽化した成虫は、朝から夜まで あま~いゼリーを食べ続けます。オスもメスもエサを食べている時は夢中(むちゅう)です。
でも、他のオスやメスが横からエサを食べようとすると、初めから食べているかぶとむしは、後から食べに来たかぶとむしをツノでおいはらおうとします。これはエサをひとりじめしようとする行為(こうい)です。オスは大きなツノで、メスは頭の上にある小さなツノで、下から押し上げるように相手を持ち上げようとします。
このけんかの時に、もちあげられそうな方は、鋭い(するどい)ツメで木にしがみつきますが、相手の力が強いと、持ち上げられた方の足がちぎれてしまいます。よく観察していると、足の先が無いかぶとむしがいるはずです。このような「けんか」によって足がちぎれたり、体をおおっている硬い甲羅(こうら)に穴が開いてしまったりします。

もう1つ、けんかの理由があります。オスどうしによるメスのうばい合いです。かぶとむし達は強い子孫(しそん)を残すために、強いかぶとむしのオスだけがメスと交尾(こうび)=結婚する事ができるのです。そしてメスは強いオスの遺伝子(いでんし)を受けついだ卵を産(う)むのです。
オスがメスに交尾しようとすると、メスは必死(ひっし)に後ろ足でオスをどけようとします。これは、メスが「強いオスなら私の力に勝ってごらんなさい!勝ったら、あなたの子供を産んでもいいわ!」と言っている行為(こうい)なのです。

かぶとむしの戦い (1).JPGどうですか、「けんか」にはこんな大切な理由(りゆう)があったのですね。
ですから、1つの飼育ケースにオスが2匹以上いれば、必ずけんかをします。けんかが嫌(いや)な人は1匹ずつ飼育して下さい。オスとメス1匹ずつの2匹で飼育していてもエサ場でのけんかが発生(はっせい)します。
私は、けんかで傷(きず)ついたかぶとむしは別の飼育容器に移(うつ)して飼っています。せっかく生まれてきた命ですから、寿命(じゅみょう)が尽(つ)きるまで飼ってあげたいですからね。

今回の話はこれでおしまいです。次回は産卵についてお話したいと思っております。

(今回は、更新が遅くなり申し訳有りませんでした。もう、マットの中に卵や幼虫がる方も多いのでは・・・)[バッド(下向き矢印)]
<フジコン>Pro-BioバイオニックホワイトゼリーS

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